サッカー「日本VSポーランド」残り10分の戦略から学ぶ、ビジネスでやっちゃいけないこと

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こんにちは、川崎です!
 
W杯サッカー「日本VSポーランド」見ましたか?
 
我が家は、眠っていた娘がなぜか突如グズりだし、、、
 
仕方がないので、寝室からリビングに連れてきて僕の股の間で眠らせながら観戦しました(笑)
 
さてさて。
 
なんか、決勝トーナメントに行けたんだけど後味の悪い結果になってしまいましたね。。。
 
これは日本からだけじゃなく、世界各国からもかなり叩かれているようです。
 
まぁ、いわゆる炎上です(笑)
 
あの試合を見て、一夜明けた今、感じたことや、あのことから学べることを書いてみたいと思います。
 

サッカーW杯「日本対ポーランド」の概要

 
まず、「何のこっちゃ?」という人が少数ながらいたらアレなので(笑)、昨日のサッカーがどんな内容だったか?説明します。(分かる人は、ココ飛ばしてください。)
 
ポーランド戦、西野監督はそれまでの2戦から、先発をガラリと6名も変えてきたんですね。
 
しかも、変えた6名のなかに、
 
・コロンビア戦(香川、大迫)
・ポーランド戦(乾、本田)
 
で点を入れた選手も入っていました。
 
つまり、ポーランド戦の先発メンバーには今大会で点を入れた人が誰もいなかったんです。
 
 
西野監督、メチャクチャ思い切りますよね!
 
 
僕は、この日のお昼とか夕方の情報番組をチラッと見たときに、各サッカー解説者が
 
「チームの調子がいいときは、メンバーを変えるべきじゃない。
だから、西野さんもこのまま行くんじゃないか」
 
と言っていたのを見て、たしかになぁと思っていました。
 
 
それが、あの大胆なメンバーチェンジですからね。
 
1人2人替えるならまだしも、すげぇ度胸だな!と!
 
もう6人変わったら、チームが変わったと言っても良いくらいですよね(笑)
 
 

西野監督がメンバーを6人変えた目的は何だったのか?

 
じゃあ、西野監督がなぜそんな大胆な策に出たのか?
 
 
これは僕の予想にすぎませんが、西野監督は
 
「ベスト16ではなく、その先のベスト8。もしかするとベスト4すら狙っているんじゃないか?」
 
という印象を受けました。
 
 
そのためには、前2戦のメンバーだけでは、疲労とか考えるともちろんダメだし、レギュラーのメンバーだけが強くてもダメ。
 
サブのメンバーがレギュラー組に近いレベルまで一気に覚醒して成長する必要がある。
 
だから、それを促すために6人を替えて、成長、飛躍のきっかけを与えようとした。
 
 
というのが、狙いだったんじゃないかな、と思っています。
 
 
で、肝心の試合はどうだったか?というと、これがダメダメで(笑)
 
正直、脅威をあまり感じないポーランドに1点を奪われ、日本の得点の匂いがまったくしないまま後半の32分くらいまでいくわけです。
 
 
すると、ここで速報が入ります。
 
 
「コロンビア1点先制!このままいくと、
セネガルと勝ち点、得失点差でも並んで、
イエローカードが少ないほうがベスト16に行けます!
 
なので、日本がこのままいけば、ベスト16に進出です!」
 それはもちろん、西野監督はじめコーチ、スタッフにも伝わります。
 
 
そして、問題の場面へと移るんですね。
 
 
日本はここで何をしたかというと、試合に負けているにもかかわらず、そのまま行けばベスト16に行けるので、自陣内でボール回しをはじめたんです。
 
で、ポーランドも勝っているから回されているボールをわざわざ取りに行こうとはしません。
 
 
結果、約10分以上、我々は練習よりもレベルが低いんじゃないか?と思えるような試合を見させられたわけです。
 
 
これに対して、多くの人が失望したり、「ベスト16に行けたのは良いけど、なんか素直に喜べない・・・」といった感想を持ってるんですね。
 
他国のメディアからは、
 
「W杯で一番ヒドい試合」
「日本は次の試合でボコボコにされればいい」
 
といった炎上騒ぎになっているんです。

結果も大事。だけど、もっと大事なものがあるんじゃないか

 
僕は、西野監督が感じていたプレッシャーや時間が無いなかで判断しなければいけない切迫感など、厳しいなかでの決断だったことは、ある程度は理解できますし、責めるつもりもありません。
 
ですが、個人の意見を言うなら
 
「逃げるべきじゃなかった。正々堂々と戦って引き分けを狙いにいって欲しかったし、それがダメでカウンターを食らって2-0になるならそれもOK。イエロカードをもらって、その差で敗退してもそれもOK」
 
だと、一夜明けた今でも思っています。
 
 
なぜか?
 
 
それは、日本のサッカー、いやもっというと日本人の行動の根底には「日本人の精神の美しさ」があるべきだと思っているからです。
 
この場合でいうと、「真剣さ」とか「ひたむきさ」っていうのがまずあって、それありきでサッカーをすべきだと思うんですよね。
 
だって、それに感動してきたのがこれまでの2戦だったワケじゃないですか。
 
3戦全敗と言われていたのに、それを覆す活躍をしたコロンビア戦。
 
2回もリードを許したのに、諦めずに追いついたセネガル戦。
 
そういった試合に、日本国民をはじめ、世界も驚いていたわけですよ。
 
 
他にも、こういった真剣さ・ひたむきさに感動する代表例と言えば、高校野球ですよね。
 
 
全力で走って、全力で守る。
 
9回2アウト負けている状況で、最後の打者がボテボテのゴロを打った!
 
もはやアウトだとわかるタイミングなのに、ヘッドスライディングをするじゃないですか。
 
その「最後まで諦めない気持ち」が我々の心を揺さぶるんです。
 
 
もうひとつ言うと、こういった姿の美しさを象徴する日本特有の「ワンシーン」があります。
 
それは何だと思いますか?
 
 
ズバリ、「全力疾走」です。
 
 
日本の映画、ドラマを注意深く見てみて下さい。
 
重要なシーン、クライマックスのシーン、盛り上がるシーンで主人公が「全力疾走」する作品ってメチャメチャ多いですから。
 
ハリウッド映画やドラマで走るなんて、たぶん何かに追われて逃げるときくらいじゃないですかね?(笑)
 
でも、日本は違います。
 
「そこ、タクシー使った方が早く着かね?」と突っ込んでしまうシーンでも、全力疾走するんですよね。それが、「真剣さ」「ひたむきさ」を表現しているからです。(たぶん、この文化は走れメロスから来ています)
 
 
話が脱線しましたが、サッカーもこういった価値観を根底として今まではやっていたんです。
 
それが、「セネガル1点ビハインド」の情報を得た瞬間に、ガラガラと音をたてて崩れ去ってしまった。
 
 
西野監督は、試合前にもっていたベスト8とか4に行く!というビジョンを(瞬間的に)忘れて、「このまま終わればベスト16に行ける」という目先の利益(欲)に流されてしまったんだと思います。
 
 
野球でいえば、ど真ん中に全速力のストレートを投げるんじゃなく、コーナーに置きに行った。
 
結果、試合には勝ったけど、それ以上に大きなものを失ってしまったかな、というのが僕の考えです。 

海外メディアはなぜこぞって日本を叩くのか?

 
で、もうひとつ考えたいのが、「なんで海外のメディアまでこんなに叩いてるの?」
ってことなんですよね。
 
これがきっと、ブラジルとか韓国とか逆にセネガルが同じことをやったらそこまで叩かれはしないと思います。
 
まぁ、これに対する答えはハッキリしていて、
 
「日本はそんなことする国だと思ってなかった!」
 
という期待への裏切りが大きいからです。
 
試合運びそのものが、「スポーツマンシップに欠けていた」というのももちろんありますが、それだけだったら、西野監督も言っているように「それが勝つための戦術だった」である程度収まるんです。
 
でも、それが言い訳にしか聞こえないとか言われているんですね。
 
それは、繰り返すと「悪い意味で、世界が日本に裏切られたから」です。
 
「下馬評を覆して、日本が躍進している!」
「サポーターも、ゴミを拾って素晴らしい!」
 
日本はなんて美しい精神を持っているんだ!というのが一気に覆ってしまったんですね。

怒りが発生するメカニズム

 
怒りという感情は「期待」から生まれます。
 
たとえば、奥さんが旦那さんに「ちゃんと靴下を洗濯機に入れてくれる」ことを期待しているとします。
 
「昨日、あれだけちゃんと靴下は洗濯機に入れてねって言ったから、今日こそは入れてくれるはず♪」
 
それなのに、旦那さんは案の定その期待を裏切り(笑)床に靴下を脱ぎっぱなしに、、、
 
「昨日あれだけ言ったじゃないの!なんでわかんないのよ!怒」
 
「こっちだって、仕事で疲れてんだ!怒」
 
というケンカが始まりますよね(笑)
 
 
今回のケースでいえば、世界は日本代表に対して、「最後まで諦めない、不滅の闘志を見せてくれるだろう」と期待していたんだと思います。
 
それがあのプレーですからね。。。
 
質、結果どうこうは置いておいて、そりゃ怒られますよ。

我々がここから学べる「やらかさない」ための教訓

 
今回、もしも西野監督が試合前に、
 
「ベスト16、さらにその先の8,4に行くために何をすべきか?」
 
だけではなく、
 
「たとえベスト16にもし行けなくても、○○だけはしない」
 
という”しないルール”を決めて臨んでいれば、今回の騒動は起こらなかったのかな、と僕は考えています。
 
 
そして、これは決して他人事ではないですよ。
 
 
我々が仕事、ビジネスをするうえでも、「何をしないか?」はじめに決めておくのはメチャクチャ大事なことです。
 
マーケティングでも、セールスでも、実にいろんな手法やテクニックがあります。
 
中には、かなりグレーなものまでありますよね。
 
そんななかで、「売上をあげたい!」「稼ぎたい!」と必死になればなるほど、ついつい思考にノイズが生まれます。
 
とくに、切羽詰まっている状況ならなおさらです。
 
すると、、、
 
冷静に考えられていたときは、「そんなグレーな方法に手なんかだすわけないだろ。ハハッ」とバカにしていたのが、「こ、今回だけなら、、、」という甘えや妥協が生まれるんですね。
 
 
それって、キツい言い方をするなら「魂を売る」瞬間です。
 
 
魂を売って作ったお金なんて、しょせんはあぶく銭にしかなりません。
 
でも、その代わりに失うものは大きいです。
 
・今までの信用
・未来への信頼
 
こういったコツコツ積み重ねてきたものがガラガラと崩れ去っていくんですね。
 
 
そうはならないために、我々がやっておくべきは、
 
「たとえ、悪い状況になっても○○はしない」
 
そのルールを、冷静ないまのうちに決めておくこと。
 
 
このルールを採用すると、もしかすると悪い状況には陥っちゃうかもしれません。
 
ですが、あなたの美学だけは失われません。
 
魂だけは売らずに済むんですね。
 
 
それを失いさえしなければ、、、必ずリカバリーできます。
 
 
もし、決断を迫られたとき、、、
 
A:魂を売って目先の利益を選択しますか?
 
B:魂は売らずに、チャレンジの道を選択しますか?
 
 
さて、あなたはどっち?
 
 
追伸:
 
こう書くと、西野監督は魂を売ったと捉えられそうなので補足しますが、もちろんそんなことはないでしょう。そこまでのレベルの話じゃないと思うんで(笑)
 
いずれにせよ、このモヤモヤをベルギー戦でスカッと!できるよう、応援しましょうね!
 
 
 
 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

川崎達郎

 

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